【天才プロデューサー、起業家國重友美とは?】
先日、山口県に行ってきました。
あるイベントに行くために・・
そのイベントとは
俳優 西村和彦の
奥さんである國重友美
さんの作品の個展です。
そこで、國重友美さんと
2時間近くもお話しました。
その模様はどこのテレビ局か?
知りませんが、何かの密着取材
に来ていて、一部始終を撮影
されました。
私のコメントなども入っています。
新聞社からの取材も受けました。
國重友美さんをご存じ
ない方もいるかもしれませんので
少し紹介しますね
彼女はアルファベットと
漢字を組み合わせた、英漢字(ええかんじ)
という独自の文字を生み出し
作品を作って活動、活躍
している、『アーティスト』です。
前々から彼女の作品の
ファンだった私ですが、
ここ数年個展もイベントも
あまり開かれてなくて
行く機会がありませんでした。
そんな時に今年彼女の
地元である山口県で行うとの
話を聞き、今日行ってきたのです。
今では、国内外でその作品の
素晴らしさ評価されて
テレビやマスコミなどにも
取り上げられていますが、
初めは、路上で自分で作品を
販売し、百貨店などに飛び込みで
売り込み、断られ・・
それを何年も繰り返し、
少しずつファンを増やし
今の地位を自力で築き上げて
いるのです。
もともと、小さいころから
書道を初めて、メキメキと
頭角を現したそうです
学生時代から、将来書道家
として食べていきたい、有名に
なりたい。どうすればそうなれるか?
を考えていたそうです。
そんなある日、ふと、英単語と漢字を
組み合わせた新しい書体を書くと
面白いんじゃないか?と閃き
書いてみたのが、始まりで、そういう
作品を独自で書くようになったそうです。
当時弟子入りしていた先生に
それを見せると、先生も『面白いね』と言ってくれたそうですが
ふと、先生から取られるんじゃないか?
との思いにかられ、【商標を取らないと!】と
思ったそうです。
学生時代にそこまで頭が回るところが
凄いですよね。
特にアーティストは、作品を作る事
以外には疎いですからね・・・・
そしてすぐに商標申請をすぐに提出して
一人で活動を開始したそうです。
百貨店に飛び込みで作品を持っていき
個展を開かせてほしいと営業をかけたそうですが
無名の若いお姉ちゃんなんて誰も相手に
してくれなかったそうです。
何十回、何百回と断られたそうです。
そこで、自分で路上で売って回ったそうです
日本全国、時にはアメリカにも・・・
時には、断られた百貨店の玄関の
前でも販売したそうです^^
その後も個展の営業に回ったのですが
なかなか受け入れてくれるところがなく・・
何かいい方法はないか?
作品を世にだし、個展を開ける方法は・・
そこで彼女が思いついた作戦は
【お笑い芸人になること】でした。
別にお笑いでなくてもよかったのですが
テレビに出れるようになれば
有名になれる。
そうすれば、これまで断っていた
百貨店も個展を開かせてくれる
んじゃないか?と単純に思ったのです。
そこまでは考える人もいますが、
そこから本当に行動して、達成する人は
少ないと思います。でも彼女は
オーデションに出て、合格しお笑い芸人
としてデビューしたそうです。
もちろん、そこまで売れっ子では
ありませんでしたが、少しはテレビ
などに出れるようになったそうです
そんな時彼女の頭の中は【作品】を
アピールすることだけだったのです。
ネタを披露した後に、少しでも
チャンスがあると作品を出したそうですが
その場面は全部カットされたそうです。
これでは、時間ばかりがかかってしまうと
悟り、芸人を辞めて
また路上販売を開始したそうです。
そうやって少しずつファンを増やしていき
ようやく、ある百貨店が個展を
一度だけ開くチャンスをくれ、
開催、その時全部作品が完売したそうです。
そこから、全国で個展を開くようになったそうです。
その個展に今の旦那さんである
俳優の西村和彦さんが見に来て
出会い、会って3回目で告白され
付き合うことになり
1週間後にはプロポーズされたそうです。
そこまで彼女が苦労していること
を知らなかった私は
その話を聞いて『熱いものがこみ上げました』
7年前・・
私が0から起業し、
苦労して会社を育ててきた
道のりと重ね合わせました。
彼女は優れたアーティスト
なのですが、
それ以上に、優れた起業家
であり、プロデューサーであり
営業マンなのです。
普通、アーティスト、芸術家と
呼ばれる人は作品を作る事
しかしない人が殆どですが
彼女は、作った作品を自分で
セールスするのです。
いえ・・
セールスというか、
その作品に込めた思いや
その作品が完成するまでの
経緯などを熱く語るのです。
作品すべてが自分の子供
だと彼女は言います。
そして自分が書いた作品の事
は自分以上に理解している人
はいない。
それを自分で自分の子供である
作品を購入してくれるお客さんに
直接伝えたい!
なので、必ず個展の際は
現場に張り付いているそうです。
こんな風な価値観を持った
アーティストなのです。
いえ、もはやただのアーティストでは
ありません。起業家でもあり、セールスマン
でもあり、プロデューサーでもあるのです
彼女の生き方に共感しました。
彼女は私にこう言いました。
ビジネスでも、芸術でも
何でもやはり『人対人』の
コミュニケーションで成り立っているから
それを一番大切にしたい。
私たちと全く同じ価値観でした。
会場で國重友美さんと
作品の前で写真を撮ってきました
世間では鬼嫁とか
ぶっ飛んでいるというイメージですが
凄く綺麗で、バイタリティーがあり
頭がよくしっかりした女性でした。
その場で彼女の作品を購入してきました。
その作品はテレビ等でも取り上げられた
もちろん一点ものの素晴らしい作品です
今回の個展の看板になっている作品でした。
私が購入した作品がこちらです
もちろんそれなりの金額は
しましたが、最高の・・
今の私に、私たちに必要な
言葉がつづられた作品だったのです。
『道』・・・・
その横にあるのが彼女の
魚拓ならぬ、
人拓です。裸の彼女の・・・
この作品は日本の漢字道と
英単語のロードが一緒になって
出来ている文字です
今回の個展で約20点~30点の
作品が飾ってありましたが、
この製作期間は2年間だそうです
何回も何回も納得いくまで作り直し
魂を込めて作品を作ったそうです
特にこの『道』という作品には
彼女の思いが詰まっているそうです。
0からこれまで道を切り開いてきた・・
そしてこれから彼女は次のステージに
向かって新たな道を切り開いていく計画
らしいのですが、
そういう思いを込めてこの作品を作ったそうです
この作品は彼女の『娘』のような存在
とのことです。
まさに私も、これから次の
ステージへ向かって自分の道を
自分で作って行こうとしている
時だったので、この作品を購入しました。
作品が届いて家に飾ったらまた
写真を公開しますね。
とにかく、彼女だけではなく
売れている芸術家、売れている
サービス、商品、ビジネスというのは
偶然ではなく、それを売り出す
為の仕掛けを戦略的に誰かが行っている
のです。
いい作品を作れば・・
いい商品を作れば、いいサービスをしていれば・・
それだけでは売れないのです。
世に売り出すための戦略、
プロモーション、セールス
が必要なのです。
どんなビジネスでもね・・・
改めて彼女に会い、彼女の
熱い心、バイタリティーを
見聞きして、初心に戻らせていただきました
結構高額な作品ではありましたが
安いものです。ちょっと高い
コンサルタントの話を聞き
尚且つ素晴らしい作品が手に入った
と思えばね・・・
あなたも、日ごろから色々な
分野のスペシャリストを会う
ように色々なところに出向いて
見てください
必ず、何かアイディアやヒントが
得られ、人生が変わると思います。
報告でした。
山口友紀雄